埼玉新聞

 

<ランチ>一番人気は働き盛りの男性が支持 行田・ホルモンくん平、コストぎりぎりでおなかいっぱいに

  • くん平定食

  • 代表の清水国平さん

 行田市の市街地を東西に貫く南大通線沿いの「ホルモンくん平」は、2015年にオープンした。代表の清水国平さん(45)のニックネームが店名の由来。約20年間のサラリーマン生活を経て、地元で念願の飲食店を始めた。

 店内には昔のポスターや本、雑貨がずらり。「小中学生の頃の思い出をイメージした」という昭和レトロの品々は同世代には懐かしい。七輪の煙が立ち上る店の雰囲気にもマッチしている。

 一番人気のランチは、店名を冠した「くん平 定食」(税込み780円)。県産豚肉を使った焼き肉ともつ煮に、行田産米のご飯、みそ汁、漬物が付いている。焼き肉は自家製の甘辛いたれが食欲を刺激し、2日間かけて仕込んだもつ煮はとろけるような柔らかさ。二つの看板肉料理に、ご飯が止まらない。

 「コストぎりぎりで、おなかいっぱいに」を考えた結果、このボリュームになったという。狙い通り、働き盛りの男性の支持を得ている。安心・安全に配慮し、地元産の食材にこだわっている点もうれしい。

■ホルモンくん平

 行田市長野5の16の3(電話048・578・8835)。その他のお薦めは「ハラミ焼き定食」(780円)「しょうが焼き定食」(同)「ポークカレー」(500円)。営業は昼が午前11時半~午後1時半、夜が午後5時~午後10時半。定休日は木曜。日曜、祝日はランチなし。

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