問題文にスペルミス…埼玉県公立高入試・英語 「文脈から理解できる」採点に影響なし 合格発表は3日
2023/03/01/06:51
県教育局は2月28日、同22日に実施した2023年度の県内公立高校入試の英語の学力試験で、問題文にスペルの誤りがあったと発表した。解答で使う単語ではなく、同じ単語が問題文に計3回出てくるため文脈から理解できるとし、採点は通常通り行う。合格者発表は3月3日。
高校教育指導課によると、採点をしていた高校から指摘があり発覚した。ミスがあったのは英語の学力試験の大問4の問7で、会話文を読んで空欄に適切な英語を書き入れる問題。文中の「the presentation」を「the presentaion」と誤記した。配点は4点で、学校選択問題を使った22校を除く学校の受験生が、該当の問題を解いた。
同課は今後の対策について、「複数人でのチェックをより一層強化する」と話した。