埼玉新聞

 

暴力団組員を逮捕…「詐欺」しながら大麻販売か 次々に暴かれる犯罪の数々 住吉会傘下、建設業32歳

  • 押収した大麻や計量器など=13日午後3時半ごろ、川口署

    押収した大麻や計量器など=13日午後3時半ごろ、川口署

  • 押収した大麻や計量器など=13日午後3時半ごろ、川口署

 埼玉県警捜査4課と川口署の合同捜査班は13日、大麻取締法違反(営利目的所持)の疑いで、戸田市下戸田1丁目、建設業で指定暴力団住吉会傘下組織組員の男(32)=同法違反罪で起訴=を再逮捕した。

 再逮捕容疑は、営利目的で1月31日、同市下戸田1丁目で、乾燥大麻約124グラム=末端価格約70万~80万円相当=を所持した疑い。同課は認否を明らかにしていない。

 同課によると、大麻は複数の袋に小分けにされた状態で男の車内の後部座席に置いてあったという。男は大麻を販売目的で所持し、利益を暴力団組織の資金源に充てていたとみられる。

 同課が同31日、別の詐欺事件で男を逮捕し、車内を捜索した際、大麻を発見したという。

 同課は、余罪や大麻の入手経路などを詳しく調べている。
 

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