本庄署は14日、威力業務妨害の疑いで、本庄市南2丁目、無職の男(44)を逮捕した。
逮捕容疑は、2月23日午前8時20分ごろ、本庄市銀座1丁目のJR高崎線上町踏切に設置してある非常ボタンを押し、同所付近を走行していた上下線複数の電車を停車させ、最大約14分間運行を遅延させた疑い。乗客らにけがはなかった。東京総合指令室から連絡があり、同署で調べていた。
同署によると、犯行日前日の日中にも2回、同じ踏切で非常ボタンが押されており、同署で余罪についても調べている。男は「電車が好きで見たかった」と容疑を認めているという。