蕨市教委は児童生徒の登下校の安全を期すため17日も中学の部活動の朝練を中止し、午後は部活終了後の集団下校にした。小中学校とも登下校は前日同様、教職員や保護者、地域ボランティアの見守り活動を手厚くした。災害時の避難訓練で行う登下校の態勢で、市教委からも職員14人が各校に応援に出た。
蕨市の児童生徒は小学校7校と中学校3校の計4381人。部活を終えた生徒の下校に付き添った教諭が学校に戻り、市学校教育課が児童生徒全員が無事に帰宅したのを確認したのは午後6時20分だった。
同課は「引き続き子どもたちの安全を守っていきたい」としている。