教諭免職に…休み時間に複数の女子児童触る 女性教諭も被害 児童の母親が被害訴え発覚/さいたま市教委
2019/07/19/00:00
さいたま市教育委員会は18日、女児の身体を触るなどわいせつな行為をしたとして、同市大宮区内の市立小学校に勤務する教諭(28)を懲戒免職処分にしたと発表した。処分は同日付。
市教委教職員人事課などによると、教諭は今年4月22日から6月26日にかけて、勤務する学校内で休み時間などに、複数の女子児童の体を複数回触った。
6月28日、児童の母親が学校を訪れて被害を訴え、校長らが聞き取りしたところ、触ったことを認めた。4月27日と5月25日には、教職員らの宴席の帰りに、同僚の女性教諭の体を触っていた。「衝動が抑えられなかった」と事実を認めているという。
教諭は2015年4月、臨時教員として採用され、17年度から現在の学校に勤務。今年度は4年生を担任していた。
学校は被害児童の保護者に個別に謝罪し、18、19日に臨時の保護者説明会を行う。
細田真由美教育長は「本市教職員が児童に対するわいせつ行為と同僚にセクハラを行ったことは言語道断。児童、保護者、市民に深くおわび申し上げます」とコメントした。