埼玉新聞

 

世界のグルメをビールで楽しむ さいたまでビアフェスタ、ラグビーW杯出場国の食文化通じ大会をPR

  • ハイネケンは会場内に設置したバーカウンターから提供された=19日午後、さいたま市浦和区のロイヤルパインズホテル浦和

 9月に開幕が迫るラグビーワールドカップ(W杯)を盛り上げようと、さいたま市浦和区のロイヤルパインズホテル浦和で19日、「世界のグルメをハイネケンで楽しむパインズビアフェスタ」が開かれた。参加者はW杯の大会スポンサーであるオランダのハイネケンのビールを片手に出場国の代表的な料理などを楽しんだ。

 W杯は熊谷ラグビー場で「ロシア対サモア」「ジョージア対ウルグアイ」「アルゼンチン対アメリカ」の3試合が予定されている。開幕前には日本代表の壮行試合として南アフリカ戦の予定がある。

 出場国の食文化を通じて県内でも行われるW杯をアピールしようと開かれた催しは、ビュッフェ形式で料理を提供。ホテルがハイネケンと合うと考えたロシアの「ストロガノフ」、英国の「フィッシュ&チップス」、米国の「バッファローチキン」、アイルランドの「シェパードパイ」などが並んだ。

 会場には、熊谷で試合が行われる6カ国の戦力や熊谷ラグビー場を紹介するパネルなどが展示された。

 友人と訪れた行田市の会社員鈴木美菜子さん(29)は「熊谷ラグビー場の改装が済み、大会が近づいていると感じていた。大会機運が高まってほしい」と話していた。

 催しは26日と8月2日にも開催予定。予約を受け付けているという。ロイヤルパインズホテル浦和は「W杯に関心を持ってもらおうと企画した。暑気払いも兼ねて利用していただければ」。

 ハイネケンとライセンス契約を結び日本での販売を手掛けるキリンビールの笠原賢一埼玉支社長は「熊谷市内に大会やビールをPRする埼玉限定のポスターを貼り出す予定がある。県内のホテルや飲食店とも協力して大会をさらに盛り上げたい」と話している。

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