寄居町産ミカン使用の「完熟蜜柑ジュース」販売へ 昨夏の猛暑で日当たり良好、例年になく甘み増す
2019/01/18/00:00
寄居町産ミカンを使用した「完熟蜜柑(みかん)ジュース」の加工製造が、寄居町折原の町農産物加工施設「里の駅アグリン館」で行われている。昨年10月中旬ごろから収穫が始まったミカンは豊作。今年は本数を増やして販売していく。
ジュースは3シーズン目。豊作のミカン農園が多く、町内でジュース作りが浸透してきたため、ミカン提供者も増えた。昨年夏の猛暑で日当たりが良かったことから、例年にないほどジュースは甘い。
種類は風布と小林、金尾、桜沢、折原、鉢形の6地区ごとのミカンで作ったものと、6地区をブレンドした計7種類。無添加100%のストレートジュース。すっきりとした味わいのものや、甘いながらも酸味が残るジュースなど、味はそれぞれ違うのが特徴。ホットで飲んだ方がより味の違いが分かるという。
加工は昨年11月中旬から始まり、2月中旬ごろまで続く。昨シーズンはミカン6400キロでジュースを製造。今シーズンは既に1万キロを超えているという。
価格は720ミリリットルが1300円、550ミリリットルが830円、250ミリリットルが430円(いずれも税込み)。アグリン館や寄居駅前観光案内所、風布館、荻原商店で販売している。
問い合わせは、町農林課(電話048・581・2121)へ。