埼玉新聞

 

<高校野球>決勝の見どころ 花咲徳栄の強力打線は破壊力満点 挑む山村学園、真価発揮なるか

  • 山村学園―大宮東 4回表山村学園1死二塁、平野の決勝打で生還し、喜ぶ二塁走者和田(左)=県営大宮

 (埼玉大会決勝=28日・県営大宮)

 5年連続の甲子園を狙うCシード花咲徳栄の強力な打線に、春夏秋を通じて初めて決勝に進出したBシード山村学園が挑む。両校は2017年の第99回大会の準決勝で戦い、花咲徳栄が11―1で快勝している。夏の両者の対戦は、その一度だけだ。

 両校ともに打撃のいいチームだが、チーム打率が4割を超える花咲徳栄が優位。準々決勝で先頭打者本塁打を放った1番池田から強打者が続き、7番には打率7割超えの田村が控えるなど、破壊力満点だ。

 山村学園はエース左腕和田が先発か。最少失点で踏ん張り、援護を待ちたい。1番平野、5番高野、6番成田の2年生トリオや3番小林など打者は粒ぞろい。準々決勝や準決勝でつながりが増した打線で食らい付きたい。

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