絶対ダメ…川で抱き合う母と娘、遺体だった もはや怖くない15歳女子、感情奪う戦争 無数の小さな手の意味
2023/03/25/18:51
78年前の東京大空襲を体験した名倉幸子さん(93)=埼玉県さいたま市=が、市立与野本町小学校(児童数537人、森裕子校長)で、6年生を対象に講演した。無数の焼夷(しょうい)弾により火の海と化した街、土手に並んだ人形のような遺体。名倉さんは当時の心境を語り、「戦争の恐ろしさは、人間の感情や思考力を奪うこと。戦争は絶対に起こしてはいけない」と平和の大切さを子どもたちに訴えた。