埼玉新聞

 

3万5千本のヒマワリ畑で笑顔、熊谷の農園で観光客「やっと夏が来た」 29日、関東地方が梅雨明け

  • 真夏の日差しを浴びながら、ヒマワリの花を楽しむ来園者=29日午後、熊谷市葛和田

 気象庁は29日、関東地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より8日、昨年より30日遅い。長梅雨となった期間中(6月7日~7月28日)の雨量は埼玉県内の全14観測地点で平年を上回った。

 熊谷地方気象台によると、29日の県内の最高気温は鳩山町で36・5度、熊谷市で36・2度など、秩父市を除く7観測地点で猛暑日となった。向こう1週間も高気圧に覆われて晴れる日が多く、厳しい暑さが続く見込み。

 三つの農園に計約3万5千本が植えられている熊谷市葛和田のヒマワリ畑には県外からも観光客が来園。同僚と2人で遊びに来た飯能市の会社員大野由美子さん(24)は「今年は梅雨が長かったので、やっと夏が来た感じがする」と、黄金色の大輪に笑顔をのぞかせていた。

 ヒマワリ畑の問い合わせは、荻野さん(電話090・7245・7392)へ。

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