大学入試センター試験、初日が終了 県内で3万447人臨む 緊張感漂う受験生、親や高校の教員らが励まし
2019/01/20/00:00
大学入試センター試験初日の19日、埼玉大学(さいたま市桜区)や県立大学(越谷市)など県内の大学や高校計28の試験場では、午前9時半から「地理歴史・公民」「国語」「外国語(筆記)」「英語(リスニング)」の試験が行われた。県内では3万447人の受験生が緊張した様子で試験に臨んだ。
埼玉大学では午前8時すぎの寒さで張り詰めた空気の中、受験生らが受験票や参考書を手にそれぞれの試験会場に向かった。正門付近では、親や高校の教員らに励まされて笑顔を見せる受験生の姿もあった。
午後6時10分に1日目の試験を終えた県立高校3年の男子生徒(18)は「前年より少し簡単だった気がする」と、英語に手応えあり。国立大を目指しているという私立高校3年の男子生徒(18)は「志望校に向けて、絶対に点を取らなきゃいけないという気持ちで受けた」と緊張が解けた様子。私立高校3年の女子生徒(18)は「明日は理系科目なので、ケアレスミスをしないようにしたい」と気を引き締めていた。
大学入試センターによると、県内会場の志願者数は昨年より297人多い3万447人(男1万8319人、女1万2128人)。うち今年高校を卒業する見込みの現役志願者は全体の約81%に当たる2万4803人で、浪人など既に卒業している志願者は5644人だった。