送付先のマンションを捜査員が警戒 現れた男、詐欺未遂の疑いで逮捕 「知らなかった」容疑を否認/草加署
2019/08/04/00:00
草加署は2日までに、詐欺未遂の疑いで、住所不定、自称建設作業員の男(20)を現行犯逮捕し、さいたま地検越谷支部に送検した。
逮捕、送検容疑は、氏名不詳の者と共謀して7月23日、八潮市の女性(80)方に「民事訴訟最終通達書」などと記載されたはがきを送り、和解金などの名目で400万円をだまし取ろうとした疑い。
同署によると、不審に思った女性の相談を受け、捜査員が31日、送付先の東京都東村山市のマンション周辺を警戒していたところ、男が現れた。女性はすでに約300万円をだまし取られており、同署は余罪についても調べる。
男は「中身が現金とは知らなかった」と容疑を否認しているという。