ポテトチップス、埼玉の味はうなぎの蒲焼味 カルビーがご当地料理の味を表現、さんしょうの辛さも工夫
2019/08/06/00:00
カルビー(東京都)は5日、埼玉のご当地料理「ウナギのかば焼き」の味を再現した「埼玉の味『ポテトチップス うなぎの蒲焼味』」を9月23日から数量、期間限定で埼玉や山梨など8都県で発売すると発表した。
同社では地域活性化を目的に2017年度から、47都道府県のご当地料理の味を表現するポテトチップスを発売する企画「『ラブ ジャパン』プロジェクト」を展開している。
今回の味は県民らからインターネット上で案を募集。深谷ネギや草加せんべいなど複数の案が届いたが、要望が多いほか、他県の味でもパンチがある料理の人気が高いこともあり、ウナギのかば焼き味に決めた。
埼玉のウナギのかば焼きは、タレの味わいが甘辛いのが特徴。ポテトチップスではその味わいと炭火焼きの香ばしさを表現した。後味にはウナギのかば焼きの必需品「さんしょう」の辛さも感じられるように工夫した。味わいや包装については、県と相談しながら決めた。
同社の後藤綾子執行役員は「ウナギのかば焼きが“埼玉のご当地料理”であることをPRしようと発売した。ウナギのかば焼き味などで商品としてのインパクトもあるので多くの人に味わってほしい」と力を込めた。
想定価格は税込み130円前後。全国の主要な駅や空港にある同社のアンテナショップでも販売する。