秩父路にブドウの季節到来 観光ブドウ園は54園 今食べ頃はヒムロッド・シードレス ちちぶ山ルビーいつ
2019/08/09/00:00
ブドウ狩りのシーズンを迎え、秩父ぶどう組合連絡協議会は8日、秩父市黒谷の和銅ぶどう園で秩父観光ブドウ園の開園式を開催し、秩父路にブドウの季節が到来した。
同協議会の観光ブドウ園は54園で、収穫量は約250トン。約25ヘクタールで約50種類のブドウを栽培する。今年はわせ品種の一部で生理障害が発生しているが、晴天に恵まれていることから、作柄は極めて良好という。開園式で同協議会の新井範会長(63)は「今年は過去にないほどの出来具合なので、いい状態で販売できるのではないか」と話した。
現在、食べ頃なのは黄緑色のヒムロッド・シードレス。人気の高い秩父オリジナル品種で、皮ごと食べられる「ちちぶ山ルビー」は今月下旬ごろから本格的に販売が始まるという。
問い合わせは、秩父観光農林業協会(電話0494・23・3557)へ。