上尾市は9日、小林守利市議を原告に、上尾市へ損害賠償を求める訴状が送られて来たと明らかにした。
市によると、訴状は3月14日の市議会一般質問の答弁や同22日の議会閉会あいさつで、畠山稔市長が述べた「今回修正動議を出すのはおきゅうをすえることだ」などの発言について、小林市議の名誉を毀損(きそん)するものだとして、国家賠償法に基づき330万円の損害賠償を求めている。
小林市議は、新井弘治元市長の所有地のブロック塀工事問題を巡り、6月に議長を辞任した。
畠山市長は「訴状をよく見て、しっかり対応していきます」とコメントした。