埼玉新聞

 

<甲子園>花咲徳栄・岩井監督、明石商の狭間監督と互いの印象語る「粘り強い強豪校」「しぶとい打撃」

  • 握手で健闘を誓い合う花咲徳栄の岩井隆監督(右)と明石商の狭間善徳監督=5日午前、甲子園球場

 第6日の第4試合で対戦する花咲徳栄の岩井監督と明石商の狭間監督が、互いの印象や警戒する選手を語った。

―相手校の印象。

岩井「投手を中心に粘り強く、手ごわい。選抜大会4強と甲子園慣れしている強豪校」

狭間「甲子園常連校で監督の経験値がある。上位から下位まで打力を持っている」

―警戒する相手選手。

岩井「右の中森がいいと聞いていたが、左の杉戸もいい投手」

狭間「全員だが、しぶとい打撃をする2番橋本吏と5番羽佐田の2人は特に注意したい」

―理想の試合展開。

岩井「序盤からガンガン打つのは難しい。接戦に持ち込みたい」

狭間「早い段階で連打を浴びて大量失点しなければ、いい試合ができる」

―鍵を握る選手。

岩井「4番の井上。爆発すると止まらないので、うまく乗ってくれれば」

狭間「1番の来田。2、3、4番がいいので、来田がまず塁に出ることが肝心」

―意気込みは。

岩井「5年連続で出場させてもらった感謝をしながら、やるからには頂点を目指す。全てを出し切る大会にしたい」

狭間「負け続けていた弱いときから支えてくださった多くの人たちのために、必死になっていい試合をしたい」

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