熊谷市妻沼の利根川で、男子高校生2人が流されて行方が分からなくなっていた事故で、10日午前、市内に住む公立高校3年、伊藤雅哉さん(17)が遺体で発見された。
熊谷署によると、10日午前9時40分ごろ、埼玉県と群馬県の県境に架かる刀水橋から下流に約10キロの地点で、川のほぼ真ん中でうつぶせ状態で浮かんでいた男性を消防が発見。身体的特徴などから伊藤さんと判明した。
伊藤さんは8日、友人らと川遊びに来て流され、行方が分からなくなっていた。一緒に流された男子生徒(18)は9日、遺体で見つかっている。
現場では10日午前6時から警察や消防など約80人態勢で捜索が行われていた。