華やかなデザインが女性に人気、令和記念の「御朱印帳」 さいたま・岩槻の神社、即位礼の前後まで頒布
2019/08/11/00:00
さいたま市岩槻区宮町の久伊豆神社が頒布(はんぷ)を始めた令和元年記念の「御朱印帳」が注目を集めている。同社によると県外から「頒布に間に合うか」と電話で問い合わせがあるほどの人気だという。
同社では今年5月20日から令和元年記念の御朱印帳を頒布したが、直後に限定数に達し、受け付けを終了した。
現在、頒布されているのは、7月21日に頒布開始となった、いわば「第2弾」で、和紙製の表紙デザインは5月のものと同じで、背景色が白と黒の2種類。1938(昭和13)年に朝香宮鳩彦(あさかのみややすひこ)王から下賜された同社のシンボルであるクジャクと、昨年、孫の朝香誠彦さんが境内に手植えしたシダレザクラがあしらわれている。
繊細で華やかなデザインであることからか、同社によると特に女性に人気があるという。今回は冊数に限定は設けないものの、頒布は「即位礼」が行われる10月22日前後までとしている。
同社の馬場裕彦宮司は「美しい和を意味する『令和』がおめでたい雰囲気の中で始まり、喜びとともに皆さまに受け入れられていることをうれしく思います」と話している。
白、黒ともにカバー付きで1冊1300円。
問い合わせは、同神社(電話048・756・0503)へ。