埼玉新聞

 

自生のキツネノカミソリ5万株、新座で艶やかに咲く 例年より咲き始め遅く、月末にかけて見頃に

  • 新座でキツネノカミソリ見頃

 新座市新塚の市営墓園北側の「市場坂キツネノカミソリの里」で、ヒガンバナ科の「キツネノカミソリ」がオレンジ色の花を咲かせている。同園脇の黒目川右岸の斜面約1万平方メートルに約5万株が自生しており、毎年8月に見頃を迎える。

 市民団体「新座キツネノカミソリ保存会」は毎年、現場の草刈りや枯れ枝の清掃などに取り組んでいるほか、8月に観賞会を開催している。今年は18日午前11時~午後3時に、現場でキツネノカミソリの写真展などを催す。入場無料。来場者には冷たいお茶も振る舞われる。

 保存会の千葉庄三会長は「今年は7月に雨が多く、8月に入り猛暑が続いているので例年より咲き始めが遅い。今月中旬から月末にかけてが見頃になると思う」と話している。

 場所は東武東上線朝霞駅から西武バス大泉学園駅北口行きに乗車。新座総合技術高校で下車、徒歩10分。または、西武池袋線大泉学園駅から同バス新座栄行きに乗車、栄公民館前で下車、徒歩5分。

 問い合わせは、市観光プラザ(電話048・477・1449)へ。

ツイート シェア シェア