埼玉新聞

 

新都心夏祭りで警察車両展示、大勢の家族連れ 警察仕事体験での指紋採取に子どもら驚き「すごーい」

  • 鑑識体験で指紋採取に挑戦する子どもたち=14日、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナ

 警察官の仕事を楽しみながら体験してもらおうと、大宮署と県警は14、15日、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催された「さいたま新都心夏祭り2019 スーパーキッズフェスタ」で、警察車両展示と警察業務体験イベントを行った。

 イベントは、大宮署と県警が子どもの夏休みに合わせて毎年実施している恒例行事。子ども用制服を試着しての写真撮影や、白バイ・パトカーの試乗、交通安全教育指導など、警察体験を楽しめる展示品がめじろ押しで、大勢の家族連れらでにぎわった。

 鑑識体験では、子どもたちが指紋採取に挑戦した。自分の手を押し付けた白い紙の上に、磁石でできた粉末を振りかけると、みるみると指紋が浮かび上がり、「すごーい」と驚きの声が上がった。

 さいたま市桜区の坂本芽生さん(8)、有希さん(6)姉妹は「上手に指紋が取れた。また体験してみたい」「楽しかった」と笑顔を浮かべた。

 大宮署の湯本昌孝警務課長は「子どもたちが警察の仕事に興味を持ち、将来、警察官を目指してもらえれば」と話していた。

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