さいたま市、初めて人口134万人を突破 4カ月連続で減少するも、新年度に入って突然上昇 各区どうなった
さいたま市の人口は今月1日現在、134万923人(男66万4518人、女67万6405人)となり、初めて134万人を突破した。前月より2300人増加し、前年同月より5948人増加した。
各区の人口は、西区9万4805人▽北区14万9860人▽大宮区12万4422人▽見沼区16万4947人▽中央区10万3151人▽桜区9万6160人▽浦和区16万8881人▽南区19万3538人▽緑区13万2817人▽岩槻区11万2342人。
世帯数は63万4697世帯で、前月より3104世帯増加、前年同月より8620世帯増加した。全10区で人口、世帯数ともに前月より増加した。人口は2022年12月から4カ月連続で減少していたが、新年度に入り増加して、134万人を突破した。
■住みたいまちランキング「今年は大宮が前年と同じ3位、浦和が5位から12位に転落した」 さいたま市長の分析は(3月の会見の一幕)
市長 浦和がランクダウンしたことについては、残念ながら総合順位は昨年から下がりましたが、年代別ランキングでは30代で過去最高の7位となったほか、ライフステージ別ランキングでの夫婦プラス子ども世帯では昨年に引き続き4位をキープしているようで、若年層や子育て世代の評価は高いと分析しています。昨年浦和駅西口南高砂地区の再開発がスタートし、ちょうどランキングの調査時期が解体工事真っただ中であり、これも少なからず影響があったと考えています。今後再開発が進むにつれ、着実にまちへの期待感が高まってくると考えています。(市庁舎移転の影響については)ゼロとはもちろん申し上げられませんが、それほど大きな影響ではないと考えています。いずれにしても、浦和駅周辺のまちづくりビジョンを市内外の皆さんにご理解いただく中で、順位がまた上がってくると考えています。