埼玉新聞

 

埼玉初の“結婚式”眼科医と出版社員の同性カップルが誓い 川越の最明寺で 今後も複数カップルが予約

  • 結婚式を終え、フラワーシャワーで祝福される(左から)ライス・ヨアブさんとヨラム・メイロンさん=6日、川越市小ケ谷の最明寺

    結婚式を終え、フラワーシャワーで祝福される(左から)ライス・ヨアブさんとヨラム・メイロンさん=6日、川越市小ケ谷の最明寺

  • 結婚式を終え、フラワーシャワーで祝福される(左から)ライス・ヨアブさんとヨラム・メイロンさん=6日、川越市小ケ谷の最明寺

 人を愛する心に性別は関係ない―。川越市小ケ谷の最明寺で6日、男性同士の外国人カップルが結婚式を行った。寺によると、仏教寺院で性的少数者(LGBTQ)が挙式するのは県内で初めてという。最明寺は2021年にオンラインで開催した性的少数者による成人式の会場となるなど、仏教の教えに基づいた多様性を尊重する社会を目指して、交流や活動が行われてきた。日本では同性婚法制化の議論が進まないが、川越から寛容な世界の実現を見据える。

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