埼玉新聞

 

女子児童の着替え盗撮しようと…机にカメラ設置 「のぞきに興味あった」男性教諭、県教育局が懲戒免職

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 県教育局は22日、県東部の公立小学校で女子児童の着替えを盗撮しようとした臨時的任用教員の男性教諭(24)を懲戒免職処分にしたと発表した。

 同局小中学校人事課によると、男性教諭は6月26日午後9時半ごろ、勤務する小学校で女子児童の着替えに使われている学習室の教員用の机に小型カメラを設置。27日午前11時20分ごろに児童の忘れ物を確認していた水泳指導の女性教諭が黒板の下の床に落ちていたカメラを発見。校長がカメラの映像を確認したところ、男性教諭の姿が映っていた。女子児童の映像は確認されなかったという。

 学校は7月10日に被害届を県警に出した。男性教諭は「小さな子どもやのぞきに興味があった。以前も同様のことをやった」と話しているという。

 小松弥生教育長は「深くおわびし、信頼回復のため、市町村教育委員会、学校と一体となって教職員の不祥事防止に全力を尽くす」とコメントを発表した。

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