<さいたま市議選>維新が初議席を獲得 投票率は過去最低だった前回を上回る
2023/04/10/07:37
さいたま市議選(10選挙区=定数60)は9日、投開票が行われた。前回2019年より11人多い90人(現職50、元職1、新人39)が立候補し、新しい議員が決まった。午前0時15分現在、自民は12人が当選した。立民は9人、公明は6人が当選した。共産は4人が当選した。無所属が2人当選した。維新は北区、緑区で新人2人が当選し、同議会で初めての議席を得た。投票率は38・78%で、過去最低だった前回の38・16%を0・62ポイント上回った。
女性候補者は前回の2019年より6人多い21人(23・3%)。現職の女性市議は12人(20・0%)で、前回を上回るかが注目されている。
市議会局によると、女性市議が最多だったのは、旧岩槻市が合併した直後の05年6月時点の15人。当時の定数は71で、割合は21・1%だった。07年5月時点は定数64で14人が当選し、21・9%と過去最高の割合を記録した。定数60になってからは、11年が12人(20・0%)、15年が10人(16・7%)、19年が12人(20・0%)と推移している。