埼玉新聞

 

<親子事故死>運転者の死因が判明 ブレーキ痕なく対向車線にはみ出した走行、詳しい原因を捜査/飯能署

  • 死亡した親子3人が乗っていた軽乗用車

 飯能市飯能の県道で17日、軽乗用車とごみ収集車が衝突し、生後6カ月の男児を含む親子3人が死亡した事故で、軽乗用車を運転していた飯能市仲町、自営業塩野了さん(36)の司法解剖を行った結果、死因は車が衝突した際の衝撃による心破裂とみられることが23日、飯能署への取材で分かった。今後、同署で詳しい事故原因を調べる。

 同署によると、塩野さんの軽乗用車は事故前、数秒間にわたり対向車線にはみ出した状態で走行していた。ブレーキ痕もないことなどから、塩野さんが一時的に意識を失っていた可能性も含めて、同署で捜査していた。

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