ボリューム満点、1日分の野菜を1食で取れるうどん ふじみ野の「喜久家」、暑い日のエネルギー補給に
2019/08/26/00:00
千切りのキュウリやレタス、など野菜のシャキシャキ感とワカメや昆布などの海藻が清涼感を与えてくれる。マヨネーズとそばつゆを混ぜた特性ゴマだれが食欲をそそり、ボリューム感満点のうどんが一気に喉を通る。食欲が落ちる暑い日のエネルギー補給にもってこいかもしれない。
「冷やし海藻サラダうどん」は5年前に開発。自家製麺のうどんやそばに地場産の野菜のほか、錦糸卵とナルト、ワカメやツノマタ、昆布など海藻を盛り付け、最後にかつお節をまぶす。「ボリュームがあり、1日に必要な野菜が1食で取れる」とヒットメニューになっている。
西山剛司さん(50)と両親、パートらなど計15人で切り盛りする。1964年、地元出身の西山さんの父親建夫さんが自宅敷地内にそば店として開業。西山さんは高校卒業後、調理師の専門学校で学び、都内の日本料理屋で修行した。23歳で自宅に戻り、2017年に経営を引き継いだ。
店のモットーは「接客と清潔感」。トイレと店舗の窓、テーブルは毎日清掃し、厨房(ちゅうぼう)も暇さえあれば、西山さんが磨いている。料理のこだわりは作り置きはしないこと。「お客さまには出来たて、ゆでたてを提供することが大切なんです」と西山さんは胸を張る。
■「喜久家」
ふじみ野市亀久保4の7の20(電話049・261・3496)。その他のお薦めは、ねぎとろ丼、かつ丼、焼き肉丼、親子丼などの「ランチセット」(いずれもそば、またはうどん付き。税込み900円~1100円)。営業時間は午前11時半~午後9時(午後3時~5時は休憩)。月曜定休。