埼玉新聞

 

受験票を紛失、顔写真など個人情報入り 県が発表 狩猟免許試験で職員が本人確認時、廊下に置き忘れる

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 県みどり自然課は26日、東松山市内で25日に行った狩猟免許試験で、男性受験者1人から提出され同課が保管する受験票を紛失したと発表した。個人情報が掲載され、顔写真も添付されていた。

 同課によると、試験は同市の東松山文化センターで開かれた。即日合否が発表され、不合格者は申請すれば試験室から離れた廊下で採点内容を確認できたという。職員が申請者の本人確認のために廊下まで受験票を持ち込んだが、確認用に置いた机の上に置き忘れた。当日中に受験票が見当たらないことに気付き、26日まで試験会場で探したり試験に携わった職員への聞き取りを行ったが発見できなかった。

 紛失した受験票には受験者の氏名、写真、免許の種類、受験の日と場所、試験結果が記載されていた。生年月日、住所、電話番号は記載されていない。

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