埼玉新聞

 

道路歩く女性、車にはねられ死亡 信号機や横断歩道ない直線道路 運転手「気付いたがブレーキ間に合わず」

  • 車にはねられ女性死亡=行田

 26日午後8時15分ごろ、行田市上池守の県道で、道路を歩いていた熊谷市上之、無職小柳とし子さん(83)が乗用車にはねられ、全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。

 行田署は自動車運転処罰法違反(過失致傷)の疑いで、車を運転していた同市上之、無職の男(69)を現行犯逮捕、容疑を同致死に切り替えて調べている。

 同署によると、現場は幅約6メートル、片側1車線の直線道路で、信号機や横断歩道はなかった。小柳さんは道路の左側を歩行中、追突されたとみられる。男は「歩行者に気付いてブレーキを踏んだが、間に合わなかった」と供述しているという。

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