カラオケ店で少女にわいせつ さいたま市消防局、副参事を免職に 少女の保護者とは示談成立、不起訴に
2019/08/29/00:00
さいたま市消防長は28日、少女にわいせつな行為をしたとして、地方公務員法に基づいて、市消防局大宮消防署氷川参道出張所の副参事・消防司令長(54)を免職の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。
市消防局消防職員課によると、副参事は1月11日、所沢市内のカラオケ店内で、会員制交流サイト(sns)で知り合った当時16歳の少女にわいせつな行為をしたとして、6月19日、県青少年健全育成条例違反容疑で所沢署に逮捕された。少女との金銭の授受はなく、7月19日に少女の保護者と示談が成立し、8月7日、不起訴処分となった。
副参事は同出張所の当直長として消防隊、救急隊を管理する職にあったという。
新藤純治市消防長は「市民の皆さまの信用と信頼を著しく損ねたことに対し、深くおわび申し上げます。今後、消防の使命を職員一人一人に自覚させ、法令順守と再発防止を徹底する」とコメントした。