埼玉新聞

 

匠大塚、書道家・金田石城さんの作品を家具と展示 インテリアと書を組み合わせ、春日部を芸術のまちに

  • 書画と家具の展示会を楽しむ参加者=春日部市粕壁東の匠大塚春日部本店

 書道家金田石城さんの作品を家具とともに展示する「墨の美匠展」が9月30日まで、春日部市粕壁東の匠大塚春日部本店5階イベントホールで開かれている。

 伝統的な書を多彩な手法で表現する金田さん。映画や商品のタイトルを手掛けるなど、幅広く活躍している。「美匠展」では、金田さんの作品約300点を展示。家具と書画をコーディネートし、日常の生活空間に墨の魅力をふんだんに取り入れている。

 会場を提供した匠大塚の大塚勝久会長は「活力がみなぎっており、元気が出る書ばかり。春日部を芸術のまちにしたい」と話した。金田さんはインテリアと書を組み合わせた展示について「日本文化の中に書を溶け込ませている。デパートの催事コーナーではできない企画」と魅力を語った。

 期間中の週末には、書道上達やオリジナルTシャツを製作するワークショップ(いずれも有料)を開催している。入場500円。火曜定休。

 問い合わせは、同店(電話048・763・4001)へ。

ツイート シェア シェア