埼玉新聞

 

<ランチ>一番人気はプリプリのエビフライ20センチ“まんぷくランチ” 寄居の「お米cafeさかもと」

  • 好評の「まんぷくランチ」

  • オーナーの坂本明生さん

 「こころも、おなかも、まんぷくに」を合言葉に今年2月10日にオープンした。開放的な空間の中で食事ができる。オーナーは町内の和食店で30年修業した坂本明生さん(50)。和を中心にした料理で客をもてなす。

 コーヒーは自家焙煎で、毎月種類も変えている。地元の有機野菜にこだわり、魚は離島の漁師から直送。「鮮度が良く、安心して食べてもらえる」と話す。米は山形県産特別栽培米の「つや姫」。粘りがあり冷めてもモチモチで、米本来の味が楽しめるという。

 そんなご飯を引き立てているのが千円(税別)の「まんぷくランチ」だ。メイン料理はポークステーキやチキンステーキ、ヒレカツ、刺し身など5種類の中から選べるのがうれしい。

 一番人気はエビフライで約20センチのエビが3匹食べられる。180度の油で4分揚げたエビはプリプリ。生と乾燥させたパン粉を混ぜて揚げた衣はサクサクだ。こだわりのだしを使用したみそ汁と茶わん蒸し、小鉢や副菜も並ぶ。漬物は妻園美さん(51)のお手製で、ぬか床を作って漬けている。

 寄居で生まれ育った夫妻は「地域に貢献できるお店づくりをしていきたい」と客との出会いを楽しみにしている。

 アルコールも提供し、10人以上であれば送迎バスの利用も可。40人までの貸し切りも受けている。

 お米cafeさかもと 寄居町寄居1169の1(電話048・514・7788)。「さかもと和御膳」1400円(税別)、「釜飯御膳」2千円(税別、要予約)。ランチセットもある。ランチが午前11時~午後2時、caf'eタイムが同2時~同5時、ディナーが同5時~同10時。定休日は水曜日。

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