埼玉新聞

 

爆発的な大人気“日高屋”が贈る「日高ちゃんぽん」の魅惑 1カ月で28万食の注文 期間限定20日まで!急げ

  • 創業50周年記念メニュー「日高ちゃんぽん」(ハイデイ日高提供)

    創業50周年記念メニュー「日高ちゃんぽん」(ハイデイ日高提供)

  • 「日高ちゃんぽん」を開発した商品開発部の鈴木昌也担当部長

    「日高ちゃんぽん」を開発した商品開発部の鈴木昌也担当部長

  • 創業50周年記念メニュー「日高ちゃんぽん」(ハイデイ日高提供)
  • 「日高ちゃんぽん」を開発した商品開発部の鈴木昌也担当部長

 ラーメン店「日高屋」をチェーン展開するハイデイ日高(さいたま市大宮区)が創業50周年を記念して発売中の「日高ちゃんぽん」が異例の売れ行きをみせている。3月から日高屋全店で販売を開始し、約1カ月で28万食を突破。ノウハウの詰まったスープと、野菜と魚介の両方を楽しめる味が幅広い客層に受けている。

 日高ちゃんぽんは、同社が初めて挑戦したとんこつベースの魚介系スープで、うま味が凝縮。麺は同店オリジナルの喜多方風の太麺を使用し、豚肉、キャベツ、エビ、イカなど10種類の具材で食べ応えも抜群。高温の中華鍋でさっと炒めた野菜の食感と香ばしさが食欲をそそる。「秘伝の辛味噌」(別売り)をトッピングすれば、味変も楽しめる。

 同店人気の「チゲ味噌ラーメン」は1日8千食を売り上げるヒットメニューだが、今回はそれを上回る約1万食を売り上げている。商品開発部の鈴木昌也担当部長(49)は「人気がここまでとは予想外。野菜も魚介も両方食べたいというお客さまのニーズに合致した」と人気の秘訣を明かす。

 400店全店で同じ味と調理法で提供するための工夫もする。魚介の具材はざるに別分けして中華鍋の中で調理し、複数人分の調理でも具材を均等に分けられるよう配慮する。味の要のタレには魚介のうま味をあらかじめブレンド。調理工程や鍋の振り方はマニュアル化し、全店スタッフに共有されている。

 鈴木部長は「最近のちゃんぽんは鍋で煮込んで調理するものもあるが、中華鍋で作る日高屋らしい商品。強みを生かした逸品だ」と話していた。

 創業50周年記念の期間限定メニューのため、販売は20日まで。
 

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