好みの女性だったので…浦和東署巡査、10代女性にわいせつ疑い 夕方の駐車場で 県警が免職に
2019/09/06/00:00
帰宅途中の10代後半女性の体を触るなどしたとして、県警は5日、浦和東署地域課巡査(32)=上尾市壱丁目=を懲戒免職処分とした。さいたま地検は同日、巡査を強制わいせつの罪で、さいたま地裁に起訴した。
県警監察官室などによると、巡査は6月26日午後5時12分ごろから21分ごろまでの間、さいたま市北区の月決め駐車場で、徒歩で帰宅途中の10代後半女性の体を触るなどのわいせつな行為をしたとされる。面識はなかった。当日は非番で、自家用車で近くまで来ていたという。
県警は8月15日、強制わいせつの疑いで、巡査を逮捕。動機について「好みの女性だったのでむらむらしてやった。自分の欲望を満たすためだった」と供述し、「被害者に本当に申し訳ないことをした」と反省しているという。
巡査は2010年10月に県警の警察官を拝命。16年3月から浦和東署に勤務していた。勤務態度に問題はなかったという。
近藤勝彦首席監察官は「職員がこのような事件を起こしたことは誠に遺憾。被害者とご家族、県民の皆さまに深くおわびしたい。職員に対する職務倫理教養や身上指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。