4日間限定のビアガーデン「浦和ビアスタジアム」（同実行委員会主催、埼玉新聞社など協力）が5日、さいたま市浦和区のJR浦和駅東口駅前市民広場で始まり、仕事帰りの会社員らでにぎわった。

　ビアスタジアムはビアガーデンで浦和の街を盛り上げようと、地元有志が企画した。2011年にスタートし、今回が9回目。昨年は4日間で計約2万人が来場した。

　会場には、ビールやおつまみなどを提供する地元の飲食店が9店舗出店。今回はローストチキンコオロギが初出店した。開放感あふれる広場は、テーブルや立ち飲みスペース計200席が設けられ、まだ蒸し暑さが残る中、あちこちで乾杯の掛け声が響いた。

　浦和駅近くの会社に勤める石沢祐輝さん（25）は同期3人と訪れた。「仲間と一緒に外で飲むと、会話も盛り上がり、最高です」と笑顔を見せた。

　実行委員長の平沼大二郎さん（61）は「駅から歩いて30秒のビアガーデン。おいしいおつまみとキンキンのビールを存分に満喫してほしい」と来場を呼び掛けている。

　8日まで。7、8日の開催時間は午前11時～午後9時。