埼玉新聞

 

ATMに70代の男女、近くにいた人が詐欺を疑い声掛けるも…計229万円被害/さいたま

  • 浦和署=さいたま市浦和区常盤

 浦和署は6日、さいたま市浦和区に住む70代の女性と男性が還付金詐欺で現金計約229万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、3日午後2時50分ごろから数回、無職女性(77)方に健康保険課職員を名乗る男らから、「累積医療費の払い戻し分がある」などと電話があった。信じた女性は同日午後3時55分ごろ、同市南区内の現金自動預払機(ATM)コーナーで指定口座に現金約49万円を振り込んだ。

 また、4日午後0時20分ごろから数回、無職男性(76)方に区役所保険課職員を装う男らから、「健康保険を取り過ぎた分がある」などと電話があった。信じた男性は同日午後3時35分ごろ、浦和区内のATMコーナーで指定口座に現金計約180万円を振り込んだ。

 いずれも被害者が振り込みをしていた際、近くにいた人が声を掛けて詐欺を疑い、110番するなどした。

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