埼玉新聞

 

山林火災が発生、消火活動中 3ヘクタール焼失 20台の消防車が出動、応援も要請/ときがわ

  • 山林火災、3ヘクタール焼失 ときがわ、消火活動中

 23日午後1時半ごろ、ときがわ町大野の山林から出火、同日午後5時現在で山林2カ所、計約3ヘクタールを焼失、消火作業が続いている。

 小川署によると、車で通行中の男性が山林から煙が出ているのを発見し、119番した。

 地元の関係者らによると、現場は「星と緑の創造センター(旧堂平天文台)」の南側の下方数百メートル付近の尾根筋の山林で、トレッキングコースにある森の広場付近から出火したとみられる。

 県消防防災課によると、比企広域消防本部のほか、秩父広域消防本部、西入間消防本部から計20台の消防車両が出動、消火に当たっている。

 県は災害即応室を設置し、消防庁に応援を要請するとともに自衛隊に災害派遣を要請した。日没前まで、県防災航空隊や山梨県、東京消防庁の防災ヘリと自衛隊2機の計5機が消火に当たった。付近に民家はなく、避難勧告は出ていない。

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