坂戸市は6月1日から20日まで、スマートフォン決済アプリ「PayPay（ペイペイ）」を使って市内の店舗で買い物などをすると、30％分のポイントが還元されるキャンペーンを行う。キャンペーンは、今年1月の1カ月間に続いて2回目となる。

　ポイント還元の対象は、ペイペイで決済ができる原則として市内の中小店。これらの店を利用すると、1回当たり上限2千円分、期間内で同5千円分のポイントが付与される。市は新型コロナウイルス感染拡大や物価高騰の影響を受けた市内事業者と消費者を支援し、地域経済の活性化を図るため、キャンペーンを実施。1月に行ったキャンペーンでは、対象店で計約2億3300万円の利用があり、7千万円分ほどのポイントが還元された。還元分の費用は、国の地方創生臨時交付金と市独自の予算で賄われる。

　また、スマートフォン決済に不慣れな市民を対象に、市内の公民館6カ所で5月に「スマートフォン基本操作とキャッシュレス決済教室」を開催する。申し込み開始は同8日で、各会場とも定員先着20人。時間はいずれも午後1時半から同3時まで。

　キャンペーンと教室の問い合わせは、市商工労政課（電話049・283・1445）へ。