秩父市の養豚場で豚コレラが確認された問題で、県は16日午後4時現在、豚のふんや餌を収納したフレコンバッグ826袋を埋却したと発表した。県は15日未明までに、養豚場で飼育されていた豚753頭全頭の殺処分を完了。殺処分した豚の埋却は終えている。
県畜産安全課によると、埋却作業は16日午後4時現在で主にふんの埋却を除いて約9割を終えたが、雨によって運搬に支障が出るなどしたため、防疫作業の終了は17日午後を見込んでいる。感染が確認された養豚場の半径10キロ圏内にある2カ所の養豚場からは16日午後6時半現在、異常は確認されていない。