埼玉新聞

 

教諭ら免職…女児8人にわいせつの担任、服に入れた手が下着へ 別の教諭も 教頭も体育館で女性教諭に夢中

  • 【地図】教育地区の北部西部

    免職の教諭らは北部・西部の勤務だった

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 埼玉県教育委員会は26日、児童生徒や職員にわいせつ行為をしたとして、県内公立学校の男性教諭3人を免職の懲戒処分とした。

 県教育局小中学校人事課などによると、北部地区の公立小学校の男性教諭(30)は、2022年9月~23年3月に、担任を受け持つ女子児童8人に対し、脇の下や脚などに触れる行為を日常的に繰り返していた。うち3人には胸や臀部(でんぶ)、服の下に手を入れて下着を触るなどのわいせつ行為を複数回した。保護者からの相談で発覚した。

 西部地区の公立特別支援学校の男性教諭(25)は、22年12月~23年3月、担任していた知的障害のある高等部の女子生徒と複数回2人で出かけ、わいせつ行為をした。3月に校外の施設の駐車場で自家用車内でわいせつ行為をしていたところを、巡回していた警察官が発見した。

 西部地区の公立小学校の男性教頭(58)は今年3月、同校の女性教員と体育館に2人でいた際、胸を触る、抱きかかえるなどのわいせつ行為をした。女性教員が校長に相談して発覚した。

 そのほか、南部地区の県立高校の男性教諭(40)が22年11月、出勤途中にさいたま市桜区の交差点で左折しようとしたところ自動二輪車に接触。運転していた男性に鎖骨の骨を折るけがを負わせたとして、戒告とした。

 高田直芳教育長は「被害に遭われた方や県民の皆さまに深くおわびする。教職員の不祥事が後を絶たないことについて、重く受け止めている」とコメントした。
 

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