埼玉県所沢市の屋内型スキー場「狭山スキー場」で29日から、夏営業「ウォーターフェス」が始まる。今年は初めて、大型連休期間に人工雪を使った雪遊びも企画。28日には近隣こども園の園児らを招待し、園児らはウオータースライダーや雪遊びを楽しんだ。

　狭山スキー場は冬から春にかけて営業しているが、夏季にも施設を活用しようと、一昨年からウォーターフェスを始めた。最大傾斜15度のゲレンデに設置された全長220メートルのロングスライダー（1台）と140メートルのファミリースライダー（2台）が売りだ。

　いずれも最大2人乗りの専用チューブに乗り、水の流れるスライダーを滑走する。服を着たままでも、水着でも利用可能。10メートルと14メートルのプールも設置され、水遊びや泡遊び、雪遊びを楽しめる。参加した石井千惺ちゃん（5）は「スライダーが速くて、水に濡れて楽しかった」と笑顔を見せた。

　営業は9月18日までの金～月曜。5月8日までの大型連休中と7月14日～9月4日は毎日営業する。大人1400円、子ども1200円。問い合わせは、狭山スキー場（電話04・2922・1384）へ。