動画配信アプリで女子中学生に裸の映像を配信させた事件で、県警少年捜査課と行田署は24日、児童買春・ポルノ禁止法とわいせつ電磁的記録媒体有償頒布目的所持の疑いで、兵庫県西宮市上之町、無職の男（43）を再逮捕した。

　再逮捕容疑は、有償で頒布する目的で、昨年10月11日、自宅で、児童ポルノ動画7点、わいせつ動画3点をパソコン内に所持した疑い。「販売目的で収集していた」と容疑を認めているという。

　同課によると、男はインターネット上の販売サイトに動画のサンプル画像や料金、解説文などを掲載。25点が出品されており、1点4～6ドルだった。いずれも女性が裸の動画で、女性自身が一人で配信しているような状況がうかがえるという。

　県警は17日、横浜市の女子中学生に自身の裸を撮影して配信させるように仕向けたとして、公然わいせつ教唆などの容疑で、男を逮捕。自宅を家宅捜索し、パソコンや動画を押収していた。

　男は「販売していた」と供述しており、県警は動画を売って金銭を得ていたとみて調べている。