<男性銃撃か>こんな事件は聞いたことない…閑静な住宅街で驚き 深夜就寝中「パン」 響くサイレン/飯能
2019/09/30/00:00
29日午前1時15分ごろ、飯能市の40代女性から「飯能市の路上で、知人の男性が突然、倒れた」と119番があった。救急隊が現場に駆け付けたところ、同市美杉台3丁目の路上脇の歩道で、男性(50)が血を流して倒れており、隊員に「短銃で撃たれた」と話した。男性は病院に搬送され治療中だが、命に別条はないという。
県警捜査4課と飯能署は、男性のけがの状況などから何者かに拳銃で撃たれた殺人未遂事件の可能性が高いとみて、同署に捜査員60人態勢の特別捜査班を設置し、本格的な捜査を開始した。
■静かな住宅街 就寝中「パン」
現場の飯能市美杉台は一戸建て住宅が立ち並ぶ大規模な住宅街。近くにはスーパーや飲食店などがある。
現場近くの男性(73)は1989年に美杉台に引っ越してきた。「こんな事件は周辺で聞いたことがない。夢にも考えていなかった」と驚く。事件があったことを知って駐車場などを見回り、異常がないかどうか確認したという。
近所の50代男性は就寝中に「パン」という音を1回聞いた。「いつもは閑静な住宅地だ」と話す。70代女性はサイレンの音に「近くの交差点では交通事故が多いので、またあったかな」と思ったという。