自家製の蜂蜜ふんだんに使用、秩父で「はちみつレモンサイダー」発売 客から好評 近日中にリキュールも
2019/01/25/00:00
秩父市黒谷の和銅農園が自家製の蜂蜜をふんだんに使った炭酸飲料「はちみつレモンサイダー」を開発し、昨年12月から発売している。
同農園はイチゴ栽培や養蜂を営んでいるが、蜂蜜の加工品は少ないことから、蜂蜜を使ったサイダーを開発することに。小鹿野町の戸田乳業に製造を依頼し、30キロの蜂蜜を使用して2千本を製造した。
完成したはちみつレモンサイダーは200ミリリットル入りで税込250円。同農園に加え、道の駅みなの農産物直売所や西武秩父駅前温泉祭の湯で取り扱っている。
蜂蜜の味が十分に感じられる爽やかな仕上がりで、購入客からは好評だという。同農園を営む田口直樹さん(33)は「生産者のメリットで、自分たちで養蜂を行っているから、たくさんの蜂蜜を使うことができる。ぜひ飲んでもらえれば」とアピールする。
同農園は敷地面積4500平方メートルで、「やよい姫」や「あまおとめ」など12種類のイチゴを栽培。昨年1月からは自家栽培のイチゴを使ったリキュール「香る苺酒」を発売し、近日中には「香るはちみつレモンスパークリングリキュール」も発売する。
田口さんは「今後はイチゴ栽培の規模を拡大し、イチゴのスイーツを扱う店舗も出していきたい」と話していた。
営業時間は午前9時からで、イチゴがなくなり次第終了。
問い合わせは、同農園(電話0494・25・4733)へ。