埼玉新聞

 

年商ゼロ→10億円超に…生ラーメン一筋「どこにも負けない」 商品の一本化で起死回生 製麺会社の埼玉物産

  • 埼玉物産の生ラーメンの製造ライン。加藤社長が「麺にとって湿度は敵」と話す通り、工場内はドライな環境を保っている(埼玉物産提供)

    埼玉物産の生ラーメンの製造ライン。加藤社長が「麺にとって湿度は敵」と話す通り、工場内はドライな環境を保っている(埼玉物産提供)

  • コラボ商品第2弾の「鰹と昆布のだし香るざる中華」

    コラボ商品第2弾の「鰹と昆布のだし香るざる中華」

  • 埼玉物産の生ラーメンの製造ライン。加藤社長が「麺にとって湿度は敵」と話す通り、工場内はドライな環境を保っている(埼玉物産提供)
  • コラボ商品第2弾の「鰹と昆布のだし香るざる中華」

 埼玉県ふじみ野市の製麺会社埼玉物産(加藤康太社長)は、大手製麺会社の100%下請けから独立経営に転じて8年。年間7億円あった売り上げが独立時はゼロになったが、現在は10億円を超えるまでに復活した。立て直しの鍵になったのは、長い経験で培った麺作りのノウハウと商品を生ラーメン一本に絞り込む特化戦略だった。

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