埼玉新聞

 

ミッキー、ミニーと鼻キス「ミラクルすぎ」 TDRの親善大使、熊谷の特別支援学校を訪問 そっと宝箱も

  • 子どもたちに大歓迎を受けたミッキーマウスとミニーマウス=県立熊谷特別支援学校

 熊谷市川原明戸の県立熊谷特別支援学校(内田裕子校長)で、東京ディズニーリゾート・アンバサダーの野口歩美さん(30)が訪れ、小学部から高等部まで140人の児童・生徒らが出迎えた。

 アンバサダーは、東京ディズニーリゾートの約2万人のキャストの中から選ばれた親善大使。重度の障害や病気などの事情でディズニーランドに行くことができない人たちのために訪問を行っている。同校では7年前から応募し、ようやく夢が実現した。

 歌とダンス、グリーティングでは、ミッキーマウスとミニーマウスが、児童・生徒一人一人と握手やハグ、“鼻キス”も。諸田圭祐君(8)と母の亜弥さん(34)は「ミラクルすぎて感動の連続でした」。生徒会長の千葉芙由輝さん(15)は「本物が来るなんて驚きました。うれくて言葉になりません」と目を輝かせていた。

 また、学校にはキャラクター縫いぐるみがあふれんばかりに入った宝箱がそっと置かれていたという。

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