埼玉新聞

 

無駄な抵抗するなよ…住宅襲撃の強盗4人、ついに全員逮捕 住人縛り暴行していた 最後の1人は23歳の会社員

  • 【地図】川口市

    民家強盗、実行役の男を容疑で逮捕=川口市

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 昨年11月、川口市の住宅に侵入し、住民にけがをさせた上に現金などが奪われ、実行役ら5人の男が逮捕された事件で、県警捜査1課と川口署は16日、住居侵入と強盗致傷の疑いで、共犯者で茨城県つくば市東丸山、会社員の男(23)を逮捕した。男は実行役とみられる。

 逮捕容疑は数人と共謀し、昨年11月15日午前11時半ごろに川口市前上町の一般住宅に侵入し、住民の20代男性を粘着テープで椅子に縛り「無駄な抵抗はするなよ」などと脅迫。現金約500万円や通帳などを奪い、男性に頸椎(けいつい)捻挫など約1週間のけがを負わせた疑い。県警は共犯事件のため、認否を明らかにしていない。

 県警は1月25日に同様の容疑で仲介役と実行役の計3人を逮捕。3月23日にも指示役と実行役の計2人を逮捕していた。捜査1課によると、これまでの容疑者から押収した携帯電話の解析などから共犯者として実行役の男を特定した。この事件の実行役は4人全員が逮捕された。

 県警は、さらなる共犯者がいるとみて行方を捜すとともに、実態解明を進める。
 

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