若年層にむけて献血をPRしようと埼玉県赤十字血液センター（さいたま市見沼区深作）は19日から、埼玉バーチャル観光大使のバーチャルユーチューバー（Vtuber）春日部つくしさんとコラボしたキャンペーンを始めた。キャンペーンでは、献血などに協力した人に春日部つくしさんがデザインされたオリジナルクリアファイルがプレゼントされる。期間は6月30日まで。

　同センターと春日部つくしさんによるコラボは今回が初。実施会場は県内7カ所全ての献血ルームと、移動献血バスの一部。対象期間中にウェブ会員サービス「ラブラッド」から予約し、受付時に「コラボ献血キャンペーンに参加します」と申し出た上で、400ミリリットル献血か成分献血に協力した人にクリアファイルがプレゼントされる。成分献血は献血ルームのみ。キャンペーンはクリアファイルがなくなり次第終了。在庫状況は同センター公式ホームページから確認できる。

　同センター担当者によると、大型連休（ゴールデンウイーク）明け以降、献血が減少傾向にあるといい「若い方をはじめ、一人でも多くの方にご協力いただきたい」と呼びかけている。