埼玉新聞

 

女優・生稲晃子さんも呼び掛け「年1回、乳がん検診受けて」 さいたまで乳がんの啓発活動イベント

  • 乳がん検診を受診を訴える生稲晃子さん(右)=26日夜、さいたま市大宮区の鐘塚公園

  • 登壇者らの合図でライトアップされ、ピンク色のリボンが映し出された=26日夜、さいたま市大宮区の鐘塚公園

 乳がんの啓発活動「ピンクリボン運動」を多くの人に知ってもらおうと、ピンクリボン運動推進埼玉県委員会が26日、さいたま市大宮区の鐘塚公園で「ピンクリボンライトアップ点灯式」(埼玉新聞社など後援)を行った。乳がん経験者で女優の生稲晃子さんのトークショーも行われ、乳がん検診の重要性を訴えた。

 点灯式前に行われたトークショーでは、生稲さんが「『私は大丈夫』ではなく、安心を得るための検診だと考えて年に1回、乳がん検診を受けてほしい」と来場者に呼び掛けた。

 ステージには清水勇人さいたま市長らが登壇。清水市長は「早く発見、診断、治療ができれば怖い病気ではない。乳がん撲滅のために協力してほしい」とあいさつした。

 イベントの最後には、登壇者と来場者が一緒になって5秒前からカウントダウン。生稲さんの「点灯」の言葉を合図に、ソニックシティビルがピンク色にライトアップされた。同委員会は「ライトアップを通して多くの人に『乳がん検診を受けよう』と関心を持ってほしい」としている。

 11月9日には、さいたま新都心のけやきひろばで「ピンクリボンミニウォークin埼玉」を行う予定。

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