埼玉新聞

 

東武野田線で人身事故 踏切で横たわる女性死亡…運転士、間に合わず 最大1時間35分の遅れ/春日部

  • 列車にはねられ女性が死亡=春日部

 27日午前10時25分ごろ、春日部市花積の東武野田線の踏切内で、さいたま市岩槻区の無職女性(79)が、春日部発大宮行き上り普通列車(6両編成)にはねられ死亡した。

 春日部署によると、列車が豊春駅から東岩槻駅の間を走行中、踏切内にいた女性をはねた。現場は遮断機付きの歩行者専用の踏切で、運転士が線路上にうつぶせで横たわっている女性を発見したが、間に合わなかったという。同署で事故原因を調べている。

 東武鉄道によると、事故で同線の上下計23本が運休、最大1時間35分の遅れ、約6000人に影響が出た。

ツイート シェア シェア